キセキのインターン・ボランティア日記

ルワンダ・キセキのインターン・ボランティア体験記ブログ!

ルワンダでの1週間  都市と地方

ムラホ!

 


KISEKIで一週間ボランティアとして滞在していた大学2年生のゆりあです。

 

 

毎日が充実していたルワンダでの生活。振り返るとあっという間でした。今回は、日常生活や色々な活動を通して思ったこと感じたことを私なりにお伝えしていきたいと思います。

 


 まず、なぜルワンダに来たのか?その理由はとても単純で、「アフリカに行きたかった」から(笑)。これまではアジア地域に興味があり、そこに焦点を当て国々を旅してきました。しかし、この春休みは私にとって未知の世界であるアフリカにどうしても行きたい!という気持ちがおさまらず、「アフリカ 行きたい」とひたすら検索をかけ、見つかったルワンダ、KISEKIに行くことを決断。

 

 

未知の世界でも実際に行ってしまえばメディアが報道するほど危険ではないだろうとは思ってはいたものの、やはりアフリカには何となく「危険」、「怖い」といったイメージがあり、渡航前はワクワクと不安な気持ちが半分づつありました。慎重な飛行機選びからワクチン接種、知人伝手でアフリカにいる人や行ったことがある人に話を聞いたりもしました。

 


 では、実際に行ってみてどうだったか。ルワンダはいい意味で「アフリカ」というイメージを覆してきた!ゴミ一つ落ちていない道路(これまでに行ったアジア諸国はポイ捨てのまま掃除もされず、とにかく汚いところも多かった!)。子どもたちはすれ違うたびに手を振ってくれます。「危険」、「怖い」という先入観のあった初「アフリカ」は、そんなイメージを払拭し、アフリカに対する好奇心を高めてくれました。メディアに踊らされず、自分の目で実情を確かめることの大切さも改めて実感しました。

 


 そして、一番印象に残っていること。それは首都と地方の子どもたちの反応の差です。

 

 

KISEKIのある首都キガリとルワンダの東のアカゲラ村。首都キガリでは子どもたちとすれ違うと「Hi!」と声をかけられたり手を振ったりタッチするだけだったのですが、アカゲラ村では日本人の私を見るなり「ムズング!(現地の言葉で「外国人」という意味)」と連呼され、朝昼晩関係なく「Good Morning!」と声をかけられ、自転車をこぐ私を走ってひたすら追いかけてくる!手を振ったり握手したりすると嬉しいとも驚いているともとれる表情をしていました。

 

 

また、1歳くらいの赤ちゃんは、私を見るなり泣き出してしまいました。見たことのない肌の色の人間を見てとても怖かったのでしょう。なかなか見ることのない人間への好奇心と恐怖心、その両方を抱えながら珍しいもの見たさに周りに集まってくる子どもたち。首都と地方の差をしみじみと感じた一面でした。

 

 

また、新鮮だったのは、腕に付けていた髪の毛を縛るゴムに子どもたちがとても興味を持っていたことです。これまで肌の色や髪の毛の違いに興味を持ってくる子どもたちは多かったのですが、たまたま腕に付けていたこのゴムに「これは何?」とこんなにも気になっている様子には驚きました。とにかく、生活や文化の違いを体感できるアカゲラ村は私にとっても、いろんな発見があり新鮮で楽しかったです。ここでの1日は大変多くのことを学ぶことができました。価値観もこれまで以上に大きく揺さぶられました。

 


 今回の渡航で未知なる世界を含んだアフリカに魅了されました。今後またアフリカに行きたいと思います!新たな発見を求めて...

 


それでは、ムラコゼ!

 

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ゆりあ