キセキのインターン・ボランティア日記

ルワンダ・キセキのインターン・ボランティア体験記ブログ!

こんにちは!

 


まほとゆまさんが企画したKISEKIナーサリーツアーに参加したあかねです🌱(運動会企画のツアーです!)

 


ブログの内容なんでもいいよ〜と言われ「え、どうしよう…」と戸惑い続けて今に至りました😅
(※私の考えてきなのをとりあえずズラっと書き続けたブログとなりました笑)

 


初めて訪れたルワンダで感じたことはたくさんあります🇷🇼
その中で今回「距離感」についてまとめてみたいと思います。

 

 

なんの「距離感」かと言いますと、

自分 ーー 相手・物事 

"自分"を基点、軸とした相手や物事との距離(近さ遠さ)です。

この距離が縮まることで、物事をより身近に感じることで、
新しい発見があったり…自分の考えが深まったり…知識が増えたり…想像だけじゃわからないものに気づけたり…想像とは違う現実を知ったり…たくさんのものを吸収できるようになると改めて思いました!

 


こんな言葉だけじゃ伝わらないと思うので
私が実際にルワンダに行ってそれを感じた例を2つ紹介したいと思います!笑

 

 

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1つ目は「人」との距離の例です。
コミュニケーションを密にとり、仲良くなる(距離を縮める)ことで様々な話を聞けます。

 


あるマーケットで仲良くなったtailor(仕立屋)さんと英語で話していると、

「1つ聞きたいことがあるんだけど…日本人ってアフリカ出身の人と結婚できる?」

と聞かれました。

私は「もちろんできるよ!」と答えましたが、その質問をした理由が気になり聞いてみました。

 

 

すると、

「インド人とか中国人とか、わりとアフリカ出身の人とは結婚できないって言われるんだよね。貧しいとか、あんまり印象がよくないのかなって」

と話してくれました。(これはあくまでこのtailorさん1人から聞いた話です🙌)

 

 

あー、アフリカといえば貧しいってイメージがどこでも根づいているんだな。世界の人からそういう風に見られてると思って、アフリカ出身っていうことをマイナスに捉えてる部分もあるのかな?などと考えてしまいました💭

 

 

日本にいてこういう話は聞いたことがなかったので、私の中では新しい発見でした。

 


また、ある友達は現地の人と仲良くなり、その方が実際に経験したジェノサイド(ルワンダで起きた大虐殺)について、その方自ら話してくれたと言っていました。

 


いろんな人といろんな話をしているとその人の価値観を知って共通点や違いを見つけたり、現地の人の実際の声を聞けたりします。
自分の知識も増えるし視野も広がるので、コミュニケーションをとって人との距離を縮めるのってすごく意味のあるものだと思いました。

 


↓ここからはあくまでコミュニケーションについての補足なので少し話が変わります🙏↓

コミュニケーションをとるにあたって言語の壁は大きいとも感じました。
言葉が通じなくてもなんとかってよく聞くけど…まあたしかにそれもそうだなと思うときもあるけど…
やっぱり言葉がちゃんと通じ合うことって思いを正確に伝えるためには大切。

 

 

ルワンダの人に英語でhelloって挨拶したときよりも、ケニアルワンダ語でmulahoって挨拶したときの方がその人の顔が緩む気がしました。

 

 

保育園でも、子どもたちに「ブランコは数に限りがあるし皆のものだから交代で遊ぼうね」って言いたかったけど、そんなこと現地の言葉で言えるわけもなく"いいえno違う"を意味する"oya!"しか言えなかったり笑 なぜダメなのか理由まで伝えたかったのに…自分の無力さに悔しくなりました、😓

言語の大切さを痛感しました。

 

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話を戻します笑
2つ目は「食」との距離です。

 

 

突然ですが、皆さんは

ビーフシチュー
生姜焼き
唐揚げ

これらの料理が食卓に出るずーーーーっと前の段階、牛や豚や鶏が"肉"としてスーパーなどに出荷されるまでの一部始終を見たことがありますか?ド直球にいうと、生きている動物が殺されて"肉"になるまでの工程を見たことがありますか?

 

 

私はルワンダに来て初めて全ての工程を目の前で見ました。見たのはヤギのです。

 


(以下、食事中の人は見ないでください🙏)

 


まず、ヤギが飼育されている敷地でどのヤギにするか選別し、学校の教室3つ分ぐらいの部屋まで連れて行く。

 


ヤギは部屋に連れてかれる途中、今からどうなるか分かってるかのように「メーメー!」と叫んで抵抗し続けている。ヤギを部屋に入れると、ナイフで首をひと差し。もちろん血がビシャっと溢れ出る。だから部屋の床は血だらけだし異臭もする。その後手際良く皮が剥ぎ取られ、頭は折られ、最終的には吊るされる。そんなヤギを軽く200頭は見たんじゃないかなと思うレベルでした。

 


これはルワンダに住んでいる人にとっては日常です。当たり前のことなんです。
そして日本でも実際に行われていることです。ただ私たちが見たことないだけで…。

 

 

最初見たときは衝撃的すぎて涙が出たけど、本当に本当に私たちは命を頂いているのだと実感しました。

 


食べ物を頂くことを身近に感じたことで、今までよりはるかに食のありがたさを感じています。

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紹介した2つの例はルワンダに行く前まで全然知らなかったことだったので、私にとって貴重な蓄えとなりました。
積極的に人と話したり足を動かしたり、実際に自分で体験することや肌で感じることが大切だと改めて感じました。

相手・物事との距離を縮める(より身近に感じる)ことで自分の知識も増え、視野も広がると思います。

 

 

これは、海外にいるからということに限ったことではなく日本にいても同じかなと思います。
なので私は"距離"を意識しながら、これからもいろんなところに足を運び、多くの経験を積んで成長していきたいと思いました!

 

 

本来の目的である保育園での運動会🏃‍♀もめっっちゃ楽しかったです!✨この2週間はいろんなことを感じ、考えた期間でした!
ルワンダの人はみんな気さくでフレンドリーで優しくてほんとにいい人たちばかりで助けられました😭

 


ボランティアやインターンをすることで日常生活ではあんまり感じれないことを感じれるなと…。
色々考えるきっかけになるんじゃないかなと思うし、1回チャレンジしてみるの大ありだと思います!

 


上手くまとまってるかわからないけど、
最後まで読んでいただきありがとうございます!

 


murakoze cyane!