キセキのインターン・ボランティア日記

ルワンダ・キセキのインターン・ボランティア体験記ブログ!

非日常のような素敵な日常

はじめまして。Muraho~!

 


この4月から社会人になる大学4年生、マンゴーが大好きなひとみです。
私はルワンダの首都、キガリにあるKISEKIに滞在し、2週間幼稚園や学校でボランティア活動をしていました。

 

 

訪れた幼稚園(学校)は3つ。
首都キガリの幼稚園とインターナショナルスクール、そしてキガリからバスとバイクで3時間程かかる、アカゲラ村の幼稚園。(ここは少し覗いただけですが…)

 

 

毎朝幼稚園に行って、午後はインターナショナルスクールでクッキングクラブのお手伝いや散歩、夜はキセキの人たちとお喋りしたり…

 

 

思い返せばすごくのんびりと過ごしていました。
のんびりし過ぎて観光らしき観光をあまりしなかったので、ルワンダらしいブログは書くことが出来ないかもしれません。すみません…。笑

 

 

ただ、この2週間でたくさんの人に出会いました。
心が温かくなるような、ルワンダは愛で溢れている素敵な国です。

 

 

それはどこに行っても誰と話しても感じました。
なかでもやっぱり幼稚園とインターナショナルスクールは私にとって忘れられない、愛に溢れた場所です。

 

 

世界のどこにいても一緒だとは思いますが、子供はみんな愛おしい。賑やかな子、大人しい子、甘えん坊な子、大人びてる子…いろんな子供がいます。

 

 

正直に言うと、彼らを可愛いという感情だけではみることができないときもありました。
あちこちで泣き声が聞こえたり、
手を洗う順番が待てなかったり、
授業を任されたけど話を聞いてくれない子がいたり…
ほんま、なんやねん!ってよく思っていました。

 

 

でも子供って目まぐるしいスピードで成長します。

喧嘩したあと、ちゃんとごめんねって言うんだよっていったら、仲直りしてくれた子。
覚えたての英単語を繰り返し言う子。
後片付けを手伝ってくれる子。
「順番待ってね」と言ったらちゃんと列になって、すごい得意げな顔をして私をみてくる憎めない子。笑

人間だから喧嘩だってするし、やりたくないことは避けてしまうし、集中力が途切れてしまうときもあります。

 

 

それでも、喧嘩をした後仲直りするように、
良いこと、悪いことを日常生活のなかで一つずつ学んでいってほしい。
それって当たり前だけど凄く難しいです。
だからこそ生きていく上で大切だと思います。

 

 

勉強ももちろん大事だけど、規律や倫理観を学ぶことができる場所。
学校はそういう場所であるべきです。
また国や性別、経済的状況に関係なく、みんなにそのような場があって欲しいと改めて感じました。

 

 

私がたった2週間で出来たことなんてほぼないと思います。
それでも彼らがいつか大きくなって、あのとき一緒に時間を過ごした事をふと思い出して
笑顔になってくれる子がいたら嬉しいです。
そしてその笑顔の先に、子供たち一人一人が思い描く幸せがちゃんとありますように。

 

 

 

最後に。
学生生活の終わりに一生忘れることのできない、非日常のようだけど素敵な日常をルワンダで過ごすことができました。
それはいろんな人との出会いがあったからこそだと思います。

 

 

子供たちはもちろん、
変だけど最高に素敵なキセキにいる、いた日本人のみなさん
めっちゃフレンドリーで会うとぎゅっとしてくれるキセキのスタッフ
お姉ちゃんみたいにいろんなことを教えてくれた大好きなエレン
毎日通って仲良くなったスムージー屋のお兄さん
散歩してたらサッカーしようって誘ってくれた少年たち

ルワンダに行かなかったら会えなかった人ばかりです。

 

 

ルワンダを離れるとき、いろんな人が
「いつ帰ってくるの?」って当たり前のように言ってくれました。
その言葉がとても嬉しかったです。
ほんとうに温かいなあと思いました。

 

 

いつか、またどこかで会えますように。
ルワンダで出会うことができたみなさん、
ムラコーゼ!

 

 


吉田瞳